ホーム >> 製品情報 >> ギターアンプ >> MARK FIVE 25


MARK FIVE : 25™は、発表から35年もの歳月が経った今もトップアーティストとともに音楽のトレンドを築き続けているMarkシリーズのサラブレッド(純血種)として誕生しました。1台のアンプとしてはあまりにも多くの回路とサウンドを持つこのアンプは、MESA/Boogieの生きた伝説です!

MARK Iはカスケード・プリアンプを内蔵したハイゲインアンプとして世界にリリースされ、MARK IIは当時世界でもっとも優れた、ハイゲイン・デュアルモード・チャンネルスイッチングアンプとして広く知られました(その後サイマル-クラスパワーの兄弟機種が誕生しました)。MARK IIIでは、フットスイッチで切替可能な3チャンネルアンプという時代に突入し、MARK IVではチャンネル単独での出力コントロールが可能となりました。 そしてMARK V(+MARK V:25)が過去45年のギターアンプの進化を体現したものとなっています。

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OVERVIEW

過去25年の25Wサイズのアンプの中でも、MARKシリーズは単に極限までサイズが小さくなっているというだけでなく、そのサウンドとキャラクターがより洗練・改良されており、ステージ/スタジオでの使用に関わらず非常に著名なアンプです。そのゴージャスで輝くようなクリーンと迫力のあるハイゲイン・リードサウンドがアンプから出力され、それらのMARKシリーズのボイスがパワー部のペアのEL84管で生成されます。きらびやかでタイト、そして鋭いトップエンドのサウンドは、よりクリップしたサウンドが得られるように感じられます。歴史的遺産ともいえるMARKシリーズのアンプを低出力アンプの愛好者である新しい世代に紹介するにしろ、MARKシリーズの固定ファン達が夢見る超ポータブルなトーン・ドリームを叶えるにしろ、MARK FIVE: 25は今までで最も扱いやすいパッケージングであなたの情熱に火をつけることは間違いありません。



BACK TO THE WELLSPRING ~源流~

MARK FIVE: 25のインスピレーションの元になっているのは過去のMARKシリーズですが、その中で最も誰もが切望するMARK II-C+について再考してみようと思います。我々はそのMARK II-C+と6L6パワー管のMARK V(MARK II-C+に敬意を表しながらも、MARK Vが今日までの最高の作品と考えます)を比較し、現行のMARKアンプがどのようなサウンドを生み出しているかを検証しました。その結果、MARK Vに搭載されている多くのモードをこの小さなパッケージに絶対に封じ込めるべきだと考えました。そしてそれはMARK II-C+と同等(またはそれ以上)のサウンドを奏で、その少しコンパクトなシャーシサイズに6つの素晴らしいモードがレイアウトできるように設計したのです。

意見を募った結果、サイズの小さいMARKアンプには、2つだけのプリアンプチャンネルを設けるべきとの意見が圧倒的でした。フットスイッチを使用すれば、個別にそして素早いアプローチで異なるサウンドが得られるので、MARK FIVE: 25を2チャンネル仕様とすることに同意したのです。そして我々はMARK II-C+やMARK IV、そしてMARK Vというベストコレクションを、この信じられないほど小さいサイズのパッケージに集約することができました。その結果が新しい基準(ベンチ"マーク→MARK")となり、あらゆる点で先人たちが作り上げてきた歴史にふさわしいプロモデルとして誕生したのです。

MARK Vが持っているスタイリスティックなトーンの幅と有用性、また攻撃性をパッケージングしたMARK FIVE: 25は、さらに独特の軽快さと勢いを伴っています。MARK Vのプリアンプ部とMESA独自のDyna-Watt ™ 2xEL84管パワーセクションの組み合わせは、前例のない可搬性とクリップのしやすさ、そしてタッチの早い表現力を持ったアンプの誕生を可能としました。確実なのは、今日の"小型アンプ"のトレンドを経由しながら、今後何年か経った後にも、どんなサイズや出力であってもアンプとして無視することのできないサウンドの幅やクオリティを決定づけていくためにMARKシリーズの血統はこれからも続いていくということです。



PREAMP ~プリアンプ~

CHANNEL 1

上段のチャンネル1は、MARK Vで採用されているMESAのベストなモードである2つのCLEANモード(CLEAN/FAT)が選択可能です。これらは35年に渡って改良に改良を重ねられた、非常に音楽的に有効な、輝くようなローゲインのボイスを生み出し、ダイナミックかつ、新しい敏感なタッチを持ったクリーンサウンドとなっています。3つ目の"クロスオーバー"モードもチャンネル1で選択可能なモードであり、こちらもMARK Vから採用されています。

CRUNCHモードは、MARK Vのチャンネル2から採用されており、クリーンとマイルドなオーバードライブサウンドの中間となるミッド・ゲインをカバーしますが、アンプのパワーセクションとの組み合わせにより、その名の通り"より高めのゲインサウンド"を得ることができます。CRUNCHモードは、ほとんどのアンプよりも、より優れた価値を持つと言えます。何故なら、クリーンや少しプッシュされたマイルドなサウンド、またフルに歪んだサウンドといった多くの領域の移行部分を移動しながら、より広い範囲で表現力豊かで繊細なサウンドを生み出すからです。吼えるようなオーバードライブでブルーズを奏でたり、迫力のあるリズムサウンドを演奏したりまたは多重なゲインによるソロ演奏を行ったり・・・CRUNCHはその全てに応えます。また、MARK FIVE: 25でのCRUNCHモードは、その低い出力設定のため、低めの音量のときにパワーセクションをクリップさせると、サウンドのブレンド具合が強調されます。EL84管はトップエンドの倍音に特徴があり、低めのゲイン設定でも素晴らしいオープンサウンド、高めのゲイン設定ではきめ細かいブリティッシュサウンドを生み出すので、CRUNCHモードは非常に有効です。MARKシリーズのアンプの仕様の中でも最も使いやすいモードの1つでしょう。MARK FIVE: 25のチャンネル1は、ゲインや3つのモードの柔軟性を高める更なる追加機能があります。例えば、カルロス・サンタナのトリビュートモデルであるKING SNAKE ™で初めて採用された、調節可能なGAIN BOOST(ゲインブースト)は、MIDコントロールの上半分にてコントロールを行います。

オリジナルのMARK IアンプではON/OFFのスイッチ操作が可能であった(KING SNAKEでも)GAIN BOOSTは、MIDコントロールで調節可能なMID/BOOSTとして装備されています。MID/BOOSTコントロールの0から5までが通常の範囲でのMIDコントロールです。5から10までがMID/BOOSTで、オーバードライブの素晴らしい重なりが中域の広い範囲でゲインを強調し、厚みのある歪みを生み出します。このシンプルながらも信じられないぐらいパワフルなMID/BOOST機能(特許出願中)は、コントロールによってチャンネル1の3つのどのモードでも、微妙なレベルからかなりのオーバードライブまでゲインを追加できます。この増加された歪みは"クリーンサウンドのエッジ"に完璧にフィットし、プレイヤーがダイナミクスを加え徐々にクリップさせていく際にスムーズに移行することができます。またプレイヤーによってはCRUNCHモードの使用範囲が広がり、必要となるであろうオーバードライブを加えることが可能です。

また、ゲインが充分でないとき、CRUNCHモードを併用し、MID/BOOSTを高めに設定した10W出力モードで、実際迫力のある歪みサウンドが得られます(思い出してください、これはクリーンチャンネルです)!コントロールを動かした範囲だけサウンドが変化し、スムーズかつ温かみのあるオーバードライブサウンドが得られるのですが、MID/BOOSTコントロールとの併用で、チャンネル1がフル装備の(ハイゲイン)アンプに変化し、あらゆる音楽ジャンルでソロサウンドやオーバードライブしたリズムサウンドを演奏できるという巨大なポテンシャルを持っています。

チャンネル2のモード切替の上側のMK II C+は、アイコンとなっているMARK IIC+のLEADモードを精密に再現したもので、激しい中域と鋭いトップエンドのサウンドを、30年経ったこのクラシックな回路から得ることができます。(少なくとも我々にとっては)ハイゲインサウンドを"ビンテージ"だと考えるのは面白いことですが、確かに80年代にいくつかのロックバンドが彼らのサウンドを決定的なものにし、そのアーティスト達が今日も尚そうであるように、MK II C+はレコーディング・ドリームであり親友であり・・・ロックの歴史の中で生き残り、今も尚元気なアンプと言えます。その素早いアタックとタイトな中域は、特に大音量のロックやメタルのサウンドにおいて完璧なキャンバスとなり得たのですが、それと同時にもうひとつMARKシリーズのアイコンとなる機能が、フロントパネルに搭載されたBoogie 5-BANDグラフィックEQです。MK II C+モードは、グラフィックEQに対する反応がとても良く、特に有名な、究極のセッティングが"80Hz"と"240Hz"の帯域(スライダー)です。MK II C+はその中域にフォーカスをおいた特性から、グライコの設定においてタイトかつよく整った太いサウンドを得ることができます。750Hzの帯域(スライダー)は、このモードにおいては本来持っている中域のアタックを必要分引き出すのに完璧なツールであり、求める音像にあわせて中域を強調したり(カーブは山鳴り)、カットしたり(カーブは凹む)することができます。多くのヘビーロック愛好者はMK II C+モードとグライコを組み合わせて、アグレッシブなハイゲインのリズムを刻まれることでしょう。その他にも、音の輪郭を整えたり、ハイゲインかつ中域を強調することにより、オリジナルのリード・サウンドを作り上げることができます。

スイッチの真ん中の位置のMK IVモードは、MARK IVの"Lead"チャンネルを忠実に再現しているもので、6L6管仕様のMARK Vのチャンネル3と、このMARK FIVE: 25の両方で採用されています。MARK IVのLEADモードは、中域が強調された兄弟機種(MARK IIC+)より、厚くクリーミーなサウンドとなっており、単音のソロやハイゲイン設定のコード演奏に適した温かみのあるボイシングとなっています。また、よりサウンドに迫力と幅を備え、サウンドに丸みをつけたり隙間を埋めたりすることもできます。MARK II C+のサウンドをより強調する、またはフルボディのバランスの取れたサウンドにする、という両方に優れているため、グライコで極端なセッティングにする必要はないかもしれません。750Hzの帯域を極端にカットしたり、単独または同時にローエンドの80Hzと240Hzのスライダーを極端にブーストすれば、特にハイゲイン時に(MASTERコントロールの設定で)サウンドをまとめるのではなくよりグシャッと圧縮したような感じにすることができます。グライコを同時に使用する場合でもしない場合でも、MARK IVモードは色んなスタイル、ロー/ハイゲインに適し、"これがあれば"というようなLeadモードを備えた優れたものです。そのサウンドの温かみやバランス、そして演奏のしやすさは、MARK Vのチャンネル3においてサウンドの要であり、パワー部がEL84管のMARK FIVE: 25においては、よりタイトでブライトなサウンドになります。

スイッチ下側のXTREMEモードも、6L6管仕様のMARK Vからそのまま取り出した忠実なコピーです。オリジナルの名前であるEXTREMEの"E"が省略されているのはこの小さなフロントパネルに合わせたものですが、その名前の通り、溢れるような倍音を伴ったハイゲインのサウンドを生み出し、そのアタックの速さは上段のMARK II C+モードを凌ぎます。このとてつもなくレスポンスの速いボイスはピックが当たった瞬間に生み出され、アグレッシブな咆哮をあげます。対して同じようなレスポンスを持った、EL84管を搭載したMARK FIVE: 25は、アタックが素早く、中域が強調され、ボトムエンドの少し上のあたりが欠けています。XTREMEモードは、怒れる十代のように鋭く切り刻むようなサウンドを奏で、ニュアンスという意味では欠けていますが勢いのあるサウンドとなっています。



5-BAND GRAPHIC EQ

フロントパネルに装備された5-BANDグラフィックイコライザー(グライコ)は、1970年代にMARK Iが登場した当初から、MARKシリーズBoogieアンプのアイコン的なトレードマークとして存在し続けています。この機能を使用して出力コントロールすることは否定されるものではなく、特にMARK IIとMARK IVのタイトかつ中域が強調されたゲインサウンドとの組み合わせでは顕著でした。80年代は、MARK IIとIIIに装備されたクラシック"V"セッティングが、即座に定番となりました。分厚いローエンドとミッドカット・サウンドとクリスピーな倍音を伴った高音のサウンドで、MARKシリーズのアンプは今日のブリティッシュ・サウンドのもう一つの優れた選択肢となったのです。またすぐにヘビーロックにおける他のアンプのポジションを奪い、ロックの歴史においてオンボードのBoogieグライコというものを素晴らしいニッチなアイテムとして描き出したのです。MARK FIVE: 25のトーンコントロールは正確かつ広い範囲で効果的である一方、シグナルパスの最初に位置するために、あるモードであまり設定を上げるとサウンドが不安定になることがあります。ひとつの例として、チャンネル2のBASSコントロールですが、MARK II C+モードやMARK IVモードを選択時にプリアンプ部でベースを上げすぎると、サウンドがずんぐりとしてまとまらなくなる恐れがあります。グライコはシグナルチェーンの最後尾に位置するので、どのように特定の帯域がスピーカーキャビネット -究極的にはあなたの耳に聞こえるかというのを意識しながら、最終的なサウンドを決定することができます。また意識するのはこの25Wのパワー部において、2つの低域 -80Hzと240Hzを極端なセッティングにしたときに出力が素早く使い切られ、ヘッドルームがそれに影響されるということです。特に、10W出力モードにおいては配慮が必要で、慎重にコントロールノブを設定し、ベストなパフォーマンスが得られるようにして下さい。ほんの少しの調節でもあきらかに音に影響しますので、是非このパワフルなツールを賢く使用して、欲しいサウンドが得られるようにしてみて下さい。また、個々のEQを設定している間に耳が麻痺してきますが、そういうときはサウンド全体に注意を払うようにしてみて下さい。

それぞれのチャンネルは、スライダーのすぐ左横に位置しているミニ・トグルスイッチに対応しており、ここでグライコの使用環境を選択します(MARK FIVE: 25では、出力を変化させるための2つの選択肢があります)。それぞれのチャンネルごとに、グライコをアクティブにするかそうでないかを選択するのですが、常にONにする場合はトグルスイッチを上側(EQ ON)にし、常にバイパスにする場合はトグルスイッチを真ん中("0")にします。フットスイッチでEQボタンをON/OFFする場合は、トグルスイッチを下側(EQ FS)にします。またスイッチの間にはオレンジ色のLEDが配置されており、EQのステータスを知らせます(場合に関わらず、点灯しているときはEQ ONです)。



MULTI-WATT ™ Channel Assignable Power

グライコのスライダーの右側には、チャンネルごとにMulti-Watt ™(マルチワット)出力スイッチが配置されています。このスイッチでDyna-Watt ™(ダイナワット)パワーのフル出力である25W(ダイナワット技術によって、実際の定格出力よりもパンチがあり、アタックの際のヘッドルームのバーストを感じられる)、またはより輝くようなクリップしやすいCLASS A/Bの3極管モードの10W出力のどちらかを選択できます。マルチワットスイッチの間にある青色のLEDは電源ランプです。ダイナワットによって、ライブやスタジオでのリハーサルの際に、クリーンサウンドでは最大の音量を、ハイゲインでのバッキングではタイトなレスポンス(特にローエンド)を得ることができます。このゴムのように弾力のあるパワー部は、1984年に作り出され、その衝撃的なパフォーマンスはMESAの最初の低出力アンプであるSTUDIO 22のエンジンとして機能していました。爆発するようなダイナミックなスピードと演奏のしやすさ、またその定格出力をはるかに超えたような印象を持つその技術は、30年経った今でもMESAの低出力アンプの心臓部であり続けています。輪廻を繰り返すように、こちらもまたダイナミックかつ表現力豊かでタッチも繊細なMARKシリーズのプリアンプ部と組み合わさり、いともたやすく、魔法のような信じられない程の演奏経験をもたらします。

10W出力を選択すると、2xEL84管がCLASS A/Bの3極管モードとなり、ダイナワットとはまた違うクリップしやすい出力となります。より線の細い若干きらびやかなレスポンスと、ミニレクチで採用されているのと同じ低出力配列は色々な音楽スタイルに対応でき、またそれはMARK FIVE: 25に搭載の、6つの用途の広いプリアンプモードと完璧にフィットします。10W出力は、自宅練習やスタジオ練習またはレコーディングといったような小音量での演奏に適し、パワー部をよりゲインの源として使用することでプリアンプのGAINコントロールの設定を抑え、真空管をオーバードライブさせて歪みを得るといったオールドスクールなアプローチが可能です。その右隣にあるPOWERスイッチで電源のON/OFFを行い、STANDBYスイッチはコールドスタートからのウォームアップまたは一旦真空管を休めるためのクールダウンに使用します。



The REAR PANEL ~リアパネル~

まずリアパネルの一番左端から見ていくと、シリーズ(直列)接続のバッファード・チューブ・エフェクト(FX)ループが配置されています。これは外部エフェクト・プロセッサーを接続するポイントであり、プリアンプとパワーアンプ部の間の接続部分となります。エフェクトループにはラックまたはペダルタイプのエフェクターを接続できますが、フロントパネルのインプットに接続したほうが良い効果をもたらす柄フェリターも存在します(ワウやコンプレッサー、ゲイン/オーバードライブペダル、エンベロープ・フィルター等)。またバッファーされているため複数のユニットを直列に接続することができますが、信号劣化を防ぐため、余り長いシールドケーブルを使用しないようにご注意ください(例えば7.5mを超えるような長さのものを使用する場合は、追加のバッファーやラインドライバーを使用して音質を保ちます)。言うまでもないことですが、MARK FIVE: 25はその小さなサイズにも関わらずプロ仕様のアンプです。音質を損なわないためにも、エフェクトループに接続するエフェクト・プロセッサーは高品質のプロフェッショナルレベルのものを使用することをお勧めいたします。



HEADPHONES

MARK FIVE: 25にはヘッドホンジャックが装備されており、スピーカーを接続できないような場合でも個人的にアンプのサウンドを楽しむことができます。このジャックからは、MARK FIVE: 25に同じく搭載されているCAB CLONE™ D.I.から"スピーカー・シミュレーター"の信号が得られますので、驚くような素晴らしいサウンドとフィーリングが出力されます。お伝えしておきたいのは、ヘッドホン自体のパフォーマンスと耳への聞こえ方は、お好みのスピーカーキャビネットとは大きく違うということです。そのために大事なこととして、ヘッドホンの品質に合わせてアンプのセッティングを調節し、より良い結果を得るということです。演奏時の音量は、MASTERコントロールによって決定されますので、(回路がパッシブでありオペアンプ等が音量を設定するのに使用されていないことを理解した上で)MASTERコントロールで音量を調節するということです。ヘッドホンは音や効率の両面で異なるため、ヘッドホンジャックのパフォーマンスはより最適化されるか、または接続されるヘッドホンに妥協点を見出さなければならないでしょう。ヘッドホンを決めてしまう前にいくつかタイプやメーカーの異なるセットを試すことをお勧めいたします。



ALL-TUBE, SPRING REVERB

REVERB(リバーブ)コントロールについてですが、それぞれのチャンネルに独立してMIXコントロールが装備されています。これにより、それぞれ異なる量のオールチューブ・ショートスプリング・アナログリバーブをMARK FIVE: 25の2つのチャンネルそれぞれに効かせることが可能です。ほんの少しのアンビエントリバーブからフルウェットなリバーブまで、テイストや音楽スタイルに合わせてコントロールすることができ、この伝統的なアナログのスプリングリバーブを搭載することで、MARKアンプとしてのプロフェッショナルな正当性を更に強調しています。MARK FIVE: 25のスピーカーのインターフェースは、6L6管のMARK Vからそのまま引き継がれており、1 x 8Ωジャックと、2 x 4Ωジャックのスピーカーアウトを備えています。この組み合わせなら正確なインピーダンスのマッチングがあらゆるスピーカーキャビネットとその負荷インピーダンスに対応可能であり、どのようなスピーカーを選んでも素晴らしいパフォーマンスを発揮します。



INTRODUCING THE CABCLONE™ D.I.

MESA製品のリアパネルにおいて今までで最もクールな装備が、今回採用されたCAB CLONE D.I./スピーカーシミュレーター機能でしょう。このビルトインされた魔法の機能は、MARK FIVE: 25の素晴らしいサウンドやフィーリングをとらえて、ダイレクトにレコーディングコンソールやレコーダーに、スピーカーにマイキングすることなく送り込めるのです。

既に高い評価を得ている単独のCAB CLONE™からそのまま引き継がれた、ライン出力に最適化されたD.I.機能(とヘッドホンアウト)は、スピーカーアウトからの信号を捉えて、ダイレクトに信号に変換するという素晴らしい仕事を行います。ここに4つの要素があるのですが、例えばスピーカーを同時に使うか使わないかを選択出来るので、必要に応じてダイレクト信号とマイキングしたスピーカーからの信号をミックスできるのです。CAB CLONEのセクションでは、スピーカーのステータスを切り替えるスイッチ(ON/OFF)と、スピーカーキャビネットのスタイルを切り替えるスイッチ(CLOSED BACK クローズドバック / OPEN BACKオープンバック)の他に、 GROUND(グラウンド)スイッチ(GROUND/LIFT:Pin1が切り離される)とXLRバランスアウトを装備しています。このコントロール群の配列は、おそらく最も効果的でどのMESAアンプにも搭載されるべき機能で成り立っており、多くのポテンシャルを持っています。MARK FIVE: 25は、我々のアンプの中でも一番最初にこのパワフルなツールを装備したものとなりましたが、信頼性やトーンを犠牲にすることなく、ライブユースまたはレコーディングにおいてスピーディーにかつ便利に使用できるものとなっています。それは間違いなくこの小さなダイナモのプロユースなポテンシャルを高め、MESAの新しい時代の先駆けのアンプとして、そのカテゴリーのアンプの基準を引き上げるとともにより高みに君臨することでしょう。




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PRODUCT SPECIFICATIONS:

・Designed AND Handcrafted in Petaluma, California USA

・オール・チューブアンプ : 2xEL-84 パワー管 & 6x12AX7 プリ管

・固定バイアスを採用(メンテナンスフリー)

・10/25 Watt Power Switches:パテント取得Multi-Watt ™チャンネルでパワーアンプにアサインし、かつMESA独自のDyna-Watt ™テクノロジーで、10W/25Wのパワースイッチを切り替えることで異なる回路での2つの出力モードを選択可能

・10Wモードでは、CLASS A/Bの3極管モードで2本のパワー管を駆動、きらびやかで倍音豊かな高音と流れるような低音を実現

・25Wモードでは、MESA独自のDyna-Watt ™によりCLASS A/Bの5極管モードで2本のパワー管を駆動、最大出力でパンチがありクリアなサウンドを実現

・完全独立式のチャンネル(各チャンネルごとに3つずつのモードを選択可能):

・チャンネル1:モード - Clean、Fat、Crunch(Multi-Watt ™スイッチにて10W/25Wを切替可能)  コントロール - Gain(ゲイン)、Treble(トレブル)、Mid(ミッド)/Boost(ブースト)*、Bass(ベース)、Presence(プレゼンス)、Reverb(リバーブ <リアパネル> )、Master(マスター) *パワフル・ミッドブーストコントロールは1~5までが通常の中音域のトーン調整、5~10はバリアブル・ゲインブーストコントロールとして甘く倍音豊かなオーバードライブを設定可能

・チャンネル2:モード - MARK IIC+、MARK IV、XTREMEモード(Multi-Watt ™スイッチにて10W/25Wを切替可能)  コントロール - Gain(ゲイン)、Treble(トレブル)、Mid(ミッド)、Bass(ベース)、Presence(プレゼンス)、Reverb(リバーブ <リアパネル> )、Master(マスター)



・フットスイッチでの操作が可能な5-BANDグラフィックEQ ™(チャンネルごとのON/OFF設定、またバイパスも可能)

・各チャンネルごとにON/OFF設定が可能なオールチューブ・スプリングリバーブ(リアパネル)

・バッファード・チューブ・エフェクトループ

・CAB CLONE™ キャビネット・シミュレーター・アウトプット(インターナル・ロード搭載。キャビネットの種類はClosed-BackとOpen-Backを選択可能で、Speaker ON/OFFスイッチ、Headphoneアウト、グラウンドリフトスイッチも装備)

・オール・アルミニウム製シャーシ

・2ボタン・フットスイッチ付属(チャンネル1/2、EQ ON/OFFを切替可能)

・スリップカバー付属

・フィニッシュ:Black Taurus(ブラック・トーラス)ビニール / Black Jute(ブラック・ジュート)グリル

・サイズ:20.32cm(H) x 35.56cm(W) x 22.23cm(D)

・重さ:7.49kg



Front Panel Controls:

Back Panel:

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MARK FIVE 25

MARK FIVE 25 (PDF, 12.0 MB)

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